ボーリングに行くと
ちょっとカッコつけて
重めのボールを投げる派の・・・コジコジ店長です。
久しぶりの毛髪ネタですが・・・
以前書いた内容と同じです(笑)
簡単なところからで、みなさん気になる髪のダメージのことを・・・
毛髪は髪の形状から、大きく「直毛」「波状毛」「縮毛」に分けられます。
また髪の状態により「普通毛」「乾燥毛」「損傷毛」「脂性毛」に
分けることもできます。
さらに実用的な分類では「硬毛」と「軟毛」、「吸水毛」「撥水毛」、
「クセ毛」などの区別も用いられています。
このように毛髪は様々に分類されますが、ダメージの受けやすさを
毛質で決定付けるのがキューティクルの状態です。
キューティクルの重なりによる厚さと、
重なり具合が密か粗いかの違いなのです。

日本人の髪の毛は欧米人と比べ太いため、一見丈夫そうに見えますが
パーマ剤やカラー剤などの科学的作用への抵抗力や、
ブラッシングなどの物理的刺激への抵抗力は
欧米人の髪のほうが強いのです。
これは欧米人のキューティクルのほうが厚く密なため、
薬剤への抵抗力にも物理的刺激にも抵抗力を持つためです。
言い換えれば、欧米人の髪はダメージを受けにくく日本人の髪は
ダメージを受けやすいと言えます。
また、髪の形状がキューティクルへ影響を与えることもあります。
特にクセ毛の場合には、歪みのある部分が物理的、化学的なダメージを
受けやすい傾向があります。これはブラッシングなどの際に、
歪みのある部分に無理な力がかかりやすいことなど 主に物理的な作用の
ためで、キューティクルに乱れを生じていることが原因です。
パーマ剤やカラー剤からの過度の影響を受けていない毛髪のダメージは
毛先から始まります。
これは毛髪の先端にはキューティクルがなくコルテックス(毛皮質)が
むき出しの状態だからです。 コルテックスは親水性であるため
日常のシャンプーなどでもコルテックス内の
間充物質が流失してしまいます。
間充物質が流失すると、水分を保持する力が低下して毛髪が乾燥します。
そこにブラッシングによる摩擦力が加わるとキューティクルの剥離が起こり
手触りや、ツヤの低下とともに枝毛になります。
そしてまたキューティクルが剥がれ、そこから流失しと繰り返し
ダメージが進行していくんです。

パーマやカラーのあとの毛髪は非常にデリケートでダメージを受けやすい
状態になっています。毛髪は死んだ細胞ですから、
1度ダメージを受けると自然に修復する力はありません。
そのためには、ダメージを最小限に抑える正しい施術と
正しいアフターケアがなにより大切になります。
なので・・・
僕たち美容師が細心の注意を配りながら
皆様のキレイをお手伝いさせていただきます。
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by cozy-cozy-hair
| 2019-07-11 06:55
| 美容のうんちく
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